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Wedding Report

ウエディングレポート

2020年04月04日

O様 ご夫妻

思いやりに溢れた優しくおおらかなおふたり。
なによりも"お越し頂く皆様に楽しんで頂きたい"
というご結婚式に対する思いが
お打合せを重ねるごとに深く、温かく感じました。

きめ細やかなお気遣いの多いおふたりに
我々スタッフが学ばせて頂く事が多くあるほどでした。
たくさん足をお運び頂き、細部にまでこだわって
ご結婚式の計画を進めてまいりましたね。

そんなさなかに政府から発令された「緊急事態宣言」
何度も何度も悩み、考え、たどり着いた結果が
「人数の縮小と内容の変更」
この日まで一生懸命準備したからこそ、
覚悟のいる決断でした。
この決断を直接お話しに来て下さると
おふたりからのご連絡に、
私にはどんなお話が私には出来るのか、
とても悩みましたが、
お越し頂いたおふたりのお顔を拝見して驚きました。
すでにおふたりは新たな形の結婚式に向けて、
前向きに進んでいらっしゃったのです。
その時、間違いなく素敵な結婚式が
出来ると確信しました。

そして迎えた当日、
晴れ姿に身を包んだおふたりは
いつも以上にキラキラと輝いていました。
諏訪大社下社での神前式では
おふたりへのサプライズも!
晴れ渡った空に響き渡る
木遣りに胸が熱くなりました。


新郎様の堂々とした入場に続き
新婦様はお母様から「紅差しの儀」
お父様に「エスコート」をして頂き入場
おふたりからご提案のあった
あたたかな演出で披露宴の幕開けです。

大切な皆様に囲まれて穏やかなひと時、、、
そこに新郎様からのとびっきりのサプライズ
新婦様に内緒の「ケーキ入刀」です!

もともと計画していた鏡開きは
人数の縮小により中止に。
最後の打ち合わせの際に新婦様がおっしゃった
「ケーキ入刀とか用意すればよかったね 
もう間にあわないね」との一言
新郎様とプランナーは心の中でガッツポーズでした。
新婦様からお言葉がある何日も前から
すでに計画は進行中なのです!

してやったりと嬉しそうな新郎様と
ケーキを見るなり涙される新婦様に
会場の皆様もそして計画を知っていたスタッフでさえ
涙を堪えることができませんでした。

その後もおふたりらしい披露宴は
笑いあり涙ありのこれ以上ない
幸せなひと時でしたね。
ご友人の粋なはからいで来られない
ゲストとリモートでお話が出来たり
ゲストの皆様におふたりの愛する
岡谷の地酒「高天」をお配りしたり
再入場はドレスにお召し替えをして
ゲストの皆様にサプライズをしたり、、、
迎えるまではたくさん悩んだけれども
そこにあったのは間違いなく
おふたりらしい素敵な結婚式でした。

おふたりへ。
ご結婚式のお手伝いさせて頂けてとても幸せです。
披露宴の最後に頂いたおふたりの優しさは
ずっとずっと忘れません。
蓼科東急ホテルはいつでも
おふたりのお帰りをお待ちしております。
本当にありがとうございました。
そして、改めておめでとうございます。